「読書を習慣にしたい」と思って本を手に取っても、気づけば数ページで集中力が切れてしまう。積ん読ばかりが増えていき、「やっぱり自分は読書に向いていないのかな…」と落ち込むこともありました。
そんな私が、あるきっかけを境に少しずつ読み方を工夫したことで、今では月5冊ほどの本を楽しく読めるようになったのです。
この記事では、読書が苦手だった私が実際に試して効果があった3つのコツを紹介します。同じように「本を読みたいけど続かない」と感じている方のヒントになれば嬉しいです。
読書が苦手だった私の悩み
子どものころから、本を読むのはあまり得意ではありませんでした。
文字を目で追っていても内容が頭に入らず、数ページで集中力が切れてしまう。気づけば本棚には「途中で挫折した本」がずらり…。
「読書=集中力がいるもの」という思い込みがあり、続けたい気持ちはあるのに習慣にならない。そんな自分にモヤモヤしていました。
読書習慣が変わったきっかけ
転機は、ある友人の一言でした。
「毎日10分でも読めば、1年で何十冊も読めるよ」
それまでは「本は時間をしっかりとってじっくり読むもの」と思い込んでいた私にとって、この言葉は目からウロコでした。
「全部読まなくてもいい」「少しずつでもいい」と気づいた瞬間から、読書へのハードルが一気に下がったのです。
月5冊読めるようになった3つのコツ
実際に取り入れて効果があった工夫を紹介します。
① 朝の10分だけ読む習慣をつけた
夜は疲れて本を開けない日も多いので、朝のコーヒータイムに10分だけ読むようにしました。たった10分でも積み重ねれば1冊が自然と読み終わります。
② 最初は「短編集」から始めた
長編小説だと途中で挫折しやすかったので、1話完結の短編集やエッセイからチャレンジ。小さな達成感を積み重ねられたことで、読書が楽しくなりました。
③ 読書記録をブログに書くようにした
「読んだらアウトプットする」と決めたことで、ただ読むだけよりも集中して本と向き合えるようになりました。記事にまとめることで知識が整理され、同じ趣味の人とつながれるのも嬉しいポイントです。
読書が習慣になってからの変化
月に5冊ペースで本を読むようになってから、生活に小さな変化が生まれました。
- 知らなかった言葉や考え方に出会える
- 読書中はスマホを手放せるので、気持ちが落ち着く
- 会話の引き出しが増えて、人との話題に困らなくなった
「読書=勉強」ではなく、「自分をリセットする時間」と感じられるようになったのが一番大きな収穫です。
読書を続けたいあなたへ伝えたいこと
もし今「読書が苦手」と思っていても、それは決して才能や向き不向きの問題ではありません。
1日10分、短い物語から始めるだけでも、気づけば1冊読破できる日がやってきます。
通勤・通学時の電車の中や休憩時間など少しの時間でも本を読む習慣を身につけると段々と読めるようになっていきます。
読書は、無理せず続けた分だけあなたの世界を広げてくれる習慣です。
今日の10分から、あなたの「月5冊」への一歩を始めてみませんか?
まとめ
「読書が苦手」と思っていた私でも、ちょっとした工夫を取り入れることで月に5冊の本を読めるようになりました。大切なのは、一気にたくさん読もうとするのではなく、朝の10分や短編集など“小さな一歩”を積み重ねることです。
読書は知識や言葉を増やすだけでなく、気持ちを整える時間にもなります。もし今まで続かなかったとしても、それは「やり方」が合っていなかっただけ。今日からできる工夫を試して、自分なりの読書習慣を見つけてみてください。